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理事長あいさつ

大塚 泰文

 新年を迎えるに当たり、組合関係者の皆様に謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

 県をまたぐ移動も当たり前になり人の動きが活発になってきました。さまざまな会合も大人数での開催が増え、お会いする方々の顔ぶれも変化していると感じるようになりました。

 DX の推進が推奨されて久しい中、量的には若干減少しているとはいえ、紙の印刷物の社会的付加価値が見直される良い機会ともなっています。情報の伝達手段としての紙媒体の良さ・役割が改めて認められているようにも感じます。一覧性はもちろん、一読性、保存性など明らかにデジタルメディアより優れている点もあると思います。一方で、情報伝達の多様化が進んでいることも事実であり単なる大量生産からの脱却は急務であることに間違いはありません。印刷業界も脱印刷や業容拡大など視野を広げることを考えられる方も多く見受けられるようになったのもその表れの一つだと思います。個人的な感覚ですが印刷業界でのデジタル化が進んだおよそ30 年前の時代からさらに新たな変化へと移行しつつあることを疑う余地はないでしょう。

 社会環境は目まぐるしく変化しており、これを機に組合も現状に合わせて変わっていく必要があると感じています。「官公需対策」「働き方改革への対応」などは引き続き行っていきますが、次世代の組合員の方々の考え方も参考にしながら組織的にというだけでなく事業内容そのものも次世代へつないでいくべき時かと思います。ぜひとも皆様にもご理解いただき、ご協力賜れば助かります。

 紙媒体の需要縮小がみられる中、組合員の皆様もさまざまな方向への転換を考えている方も少なからずおられるのではないでしょうか。一概にどの方向が正しいとかは分かりませんがさまざまな選択肢を考えていくしかありません。組合として今年も出来る限りの事業を実施してまいりたいと思っております。

 理事や組合員の方々のご協力のもと、今年も頑張ってまいりますので、引き続き本年もご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。

岡山県印刷工業組合理事長 大塚 泰文

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